「これからの福島の復興に向けて」第二弾アンケート結果
6月に続き2度目の講演会にも3000名を超えるお申込みがあり、当日は約2800名にご来場いただきました。1750席の大ホールは満席となり、小ホールと視聴覚室のサブ会場も満席状態で、講演会の様子をモニターでご覧いただきました。また、講演会はインターネットでも配信しました。多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。
解決策探る 県民の声多数
講演会の来場者に配布したアンケートでは、1179枚におよぶ多数の 回答がありました(回収率42.3%)。来場者の約8割が講演会に「満足」 「やや満足」と答えたほか、講演会の感想や次回開催への期待、本県復興 に向けた県民の率直な意見が寄せられました。
<参加者の声 >
講演会について
◆とても貴重な講演でした。今後も、郡山市など各地で開催してほしいです。(60代・男性)
◆2年前に北海道から福島県に移住しました。この講演がなければ放射線に関する誤った認識を 持ち続けていました。地元のコメを食べてきましたが、次は福島県産米を買います。(20代男性)
◆田中氏の講演は実に分かりやすく、私たちの生活にとって大切なことがたくさんある、とあらた めて考えさせられました。次回の開催を楽しみにしています。(70代・女性)
◇放射線などに対する理解が深まりました。国や県に対応を求めるだけでなく、正しい知識と判断 で県民自ら解決していかなければ、と思いました。(60代・男性)
放射性物質について
◇放射線に不安を持ち続けています。世界的にも同じ事例がないので、子どもが成長するまで健康 被害への不安が消えることはないと思います。(50代・女性)
汚染土壌、汚染水の処分について
◇土壌などの除染廃棄物を福島県外に持ち出すのは不可能だと思います。県内で考えていくこと の重要性を再確認できました。(60代・女性)
◇最後はやはり福島県が努力、検討すべきです。福島の漁業発展のため、汚染水の浄化について世 界の知見を結集して考えるべきだと思います。(70代・男性)
風評被害について
◆この講演会の内容をしっかりと理解し、正しい知識を持つことで風評被害は減っていくと思い ます。ぜひ、さまざまな機会で発信し続けてほしいです。(60代・女性)